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じゃがいも大好き♪妹子の日記です。


by kartoffel
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親戚の紹介によるお見合い③

・・・つづき。

牛すじ煮込みランチが売りの洋食居酒屋のランチに入った私は、
とりあえず炎天下から逃れられたことで、
少し落ち着きを取り戻しました。

汗だくでしたが、相手が相手なので、
もうメイクとかどーでもいいやって思って、
お手洗いにも行かず、メニュー選びに没頭。

すると、牛すじさんがなにやらゴニョゴニョと喋っていますジェフ
メニューから顔を上げると、私に向かって頭を下げ、
待ち合わせの不手際を謝罪していました。
(といっても、失礼な発言についてではなく、
 待ち合わせ場所を指定したにもかかわらず、
 マゴマゴしてしまったことに対しての謝罪だったらしい。)

ジェフ 「親父なら、この辺りに詳しいんですよねー。
    親父、若い頃にこの駅付近に住んでたんで」

は???
何それ??
自慢か何かですか???
そんなに言うなら、親父連れてくればー??
とは思ったものの、

レディ 「いえいえ・・・」

としか言えず(まだ最初だし)、とりあえずランチを注文。
せっかくなので、煮込みランチにしてみましたうし
もうすっかり、牛すじさんへの興味が失せていた妹子は、
食べることに集中することにしました。
ちょうどいい具合にお腹が空いていたこともあり、
注文後すぐに出てきたサラダにかぶりつく。

すると、牛すじさんが、
徐に自己紹介を始めました。
・・・そういえば、一応お見合いだった。。

サラダを食べながら、頷くだけの妹子レディ
サラダには手を付けず、ひたすら話し続ける牛すじさんジェフ

話好き?
自慢好き??
一応ときどき質問を投げかけてはくるものの、
特段盛り上がる話題も無く、
そうこうしているうちに、メインディッシュの煮込みが来たりして、
私の興味は完全に食べ物へと向かっていました。

そもそも、牛すじさんの喋り方が苦手で。
もごもごしながら長ったらしく喋るところが、
聞いててつまらないんですよね。

伝えたいことがたくさんあるのかもしれませんし、
色々弁解したいこともあるのかもしれませんが、
言い回しとかもちょっとオタクっぽくて、
始終イライラしていました。
会話の最中、多分ほとんど笑わなかったんじゃないかな、私。

レディ 「趣味はバイオリンバイオリンなんですよね?」

ジェフ 「ああ、いやいや、趣味と言える程のものでは全然なくって・・・モゴモゴ。。。」

レディ 「(イラッいかり)じゃあなんで趣味のところに書いたんですか?」

ジェフ 「いや、あの、やってるといえばやってるんですけど、
    とても人に聞かせられるレベルではないっていうか・・・モゴモゴ。。。」

レディ 「(イライラッいかり)まあどっちでもいいんですけど」 (←投げやり)

このような感じで、非常にイライラするやり取りが続きます。

ジェフ 「土日は何をされていますか?」

レディ 「最近は音楽を聞いたり読書をしたりして過ごすことが多いですが、
    仕事で取らなければならない資格があるので、
    試験が近くなると、一日中勉強をしていることが多いですね」

ジェフ 「あーー、いるんですよね。
    名刺にいっぱい持っている資格を並べている人に限って、
    仕事で全然使えないんですよねー名刺

ブチッ怒

レディ 「あのー・・・
    なんで今このタイミングでそういうことを言う必要があるのでしょうか」

ジェフ 「え、どういうことですか?」 (←多分全く悪気はなく上記のセリフを言った)

レディ 「資格を取るために頑張っていると今目の前で言った人に向かって、
    なぜわざわざそういう嫌味のようなことを言うのですか」

ジェフ 「え・・・
    あ・・・・・・、
    いや・・・その・・・・・、
    別に資格を持っているのが悪いとか、
    そういうことを言いたかったわけではなくて・・・モゴモゴ。。。」

レディ 「そんなことくらい分かってますよ。
    ただ、私が資格試験の勉強をしている言った今このタイミングで、
    相手のモチベーションを下げるようなことを
    わざわざ言う神経が理解できません怒

ジェフ 「・・・・・・いや、その・・・モゴモゴ・・・、
    確かに今のは言い方が少しまずかったかもしれません。
    大変失礼を致しました(ペコリ)」

もう、私の中では完全に、
失礼な奴!牛すじさんとの先は無い NG* 】
という揺ぎ無い結論が出ていたので、
先方が言いたいことをズケズケと言ってくるなら、私も言ってしまおう!
この際むしろ嫌われた方がいいかも、と思い、
この会話をきっかけに、私も思ったことをそのまんま口にすることにしました。

ジェフ 「最近お酒を飲んでないので、
    飲まないと弱くなりますよね」

レディ 「そんなことないと思いますけど。
    もともと弱いんじゃないですか。
    私、お酒飲めない人ダメなんですよね」

ジェフ 「いやー、学生の頃は結構飲んだなーー。
    冷蔵庫開けたらビールだけとか、しょっちゅうでしたよ」

レディ 「へーーー。まあどっちでもいいんですけど。
    冷蔵庫にビールだけって、料理しなかったんですか」

ジェフ 「いや、もちろんしましたよ!
    料理は結構するっていうか、
    その日食べる分は、その日に材料買ってくるタイプで・・・モゴモゴ」

レディ 「へーーー。ま、どっちでもいいんですけど。」

ジェフ 「仕事、結構キツイんですよねー。
    時期によっては、23時頃まで残業とかも結構あって~。
    土日も呼び出されることもあるから、休めない休めない。ハハハ」

レディ 「そんなに嫌なら転職すればいいんじゃないですか」

ジェフ 「いやいや、転職したってこの業界はどこも一緒ですよ。
    取引先の人に会っちゃうかもしれないですしね。」

レディ 「へーーー。ま、どっちでもいいんですけど。」

ジェフ 「いや、キツイけど、好きでやってるので。
    それに、まあ、この歳で残業代も入れて年収●百万もらってますからねぇ~(チラッ)」

レディ 「(なに?そのチラ見の様子伺いは!しかもちょっと自慢げだし!
    別に多くないんだから、自慢できる年収じゃないだろー。
    そもそも残業代抜きの私の年収と変わらないよ)
    そうですねぇ・・・、
    夜遅くまで残業してその年収ですか~。大変ですね。
    まあこのご時世、仕事があるだけいいと思わないといけませんよね」

ジェフ 「そうですねぇ~(まだなんだか自慢げ)」

暗に、その程度の収入で自慢すんな!と言いたかったのですが、
見事に伝わらなかったようです。
無念。

こんな感じで、牛すじさんののせっかくのアピール(?)も、
空回りになるような会話ばかりでした。

レディ 「ま、どっちでもいいんですけど」

って、何回言っただろう。
早目のランチだったので、隣の席は空いていましたが、
もし隣に人がいたら、私達の会話を聞いて、
一体どういう関係なのかと怪しまれたことでしょう。

その後、食事代は払っていただけるということで、
有り難く店を出たところで、

ジェフ 「この後どこに行きますか?」

と言われ、(え、まだどっか行くの??冷)という顔をしたところ、

ジェフ 「その靴だと歩きにくいでしょうから・・・」

解散だよね!?
解散でいいよね??えー

ジェフ 「甘い物の食べられるお店に行きましょうか」

え・・・・・・。
あんなに不愉快そうな私の応対で、どうして気付かないのか。。。
というか、そもそも甘い物は苦手で、ほとんど食べないし。

レディ 「甘い物は苦手なので。。」

と提案を辞退すると、

ジェフ 「根っからの飲んべえなんですね」

と言われ、(そんなん言われ慣れてるけど、お前に言われたくないわっ!は?)と思い、

レディ 「特にこの後、プランも無いようでしたら、解散しましょうか」

ジェフ 「そうですね」

レディ 「それじゃあ、今日はありがとうございました。失礼します」

ジェフ 「あ!
    何か疑問とかあったら、何でも聞いてくださいね!
    失礼します」

・・・この期に及んで、疑問があったら聞けと??
何の為に???
私が牛すじさんのことをもっと知りたがっているとでも思ったのか??
私が牛すじさんと結婚を前提としたお付き合いを欲していると感じたのか??
それやったら、アンタの存在が疑問やわっ!!

もう意味不明でしたが、この際真意はどっちでもよかったので、
早く帰りたい一心で、そのまま別れ、
即行で親にお断りの連絡をし、
その足でデパートに行き、
その日発売のガルシアのバッグを買ってしまいましたガルシア ガルシア

旅行代金等々で金欠だっていうのに、
妹子のお馬鹿さん。。。
でもそれくらいしないと、
この牛すじさんとの苦痛な一時間への怒りがおさまらんわ。
一時間耐えた自分へのご褒美ってことで。
支払うのはもちろん自分だけど。。

あ、ちなみに、ランチの煮込みはなかなか美味しかったです♪
ワインが美味しいお店っぽいので、
機会があったら夜来てみたいな赤ワイン
もちろん、牛すじさん以外の方と(笑)

牛すじさんネタ、おしまい。
by kartoffel | 2009-08-11 15:18 | 出会い